
道化師(CLOWN)とは、元々は辺境の村から村を渡り歩くサーカス一座や旅芸人一座に所属し、滑稽で奇抜な格好と言動で客を楽しませていた芸人である。
道化師は流浪の民であり、身分は下から数えたほうが早い扱いであった。
しかしある時代の王族が、城内に道化を常時雇用するようになった。
その王族にとって道化師とは、客の前で一芸させる者を常に雇っているという経済力をアピールすることや、主に無礼な言動をしてもそれを許容する懐の深さを見せるためのステータスでもあった。
それを真似して多くの王族や貴族が自分の家に道化師を住まわせるようになり、お抱えの道化師になることこそが、道化師達の夢でもあった。
だが、誰でも「笑わせさえすればいい」ということで道化師になり王侯貴族に慇懃無礼を働ける……というものではない。
天性の「お笑い」に対する感度に加えて、日々その感性を磨き続けなければ笑わせる内容が単調になり、お役御免になる。
また、他の王侯貴族が召し抱えている道化師と比べられても遜色ないように、言動や格好の個性化も必要だ。
それに、道化師の役目はただのお笑い担当として雇い主の身近で無礼講を許される存在であった時代は過ぎ、今の道化師は雇い主に万が一危険が及んだときは、戦闘士として雇い主を命に変えても守るという役目も担うようになっているのだ。
つまり、主を笑わせつつ、戦うこともできなければならないのだ。
彼ら道化師は自らのユーモアさを活用して戦う。
命のやりとりをする戦いの場において、遊んでいるとしか思えない技の数々は、知能の低いモンスターであっても翻弄されることだろう。その奇抜な行動によって味方は大いに高揚し、敵は意気消沈することもある。
まさに道化師は場の空気を変えてしまう存在なのだ。
ソウルランク | 3以上 |
ステータス | LUK8以上 |
アライメント | 混沌 |
転職場所 | 港町イルファーロ『真・大人の社交場』:ジョッキーチュン(J8) |
※現在開発中のため、内容が変更になる可能性があります。
ジョセフの特務ミッションに参加して「道化師のルーンストーン」を手に入れよう!
イベント期間:1月15日(木)ネットワークメンテナンス後〜1月27日(火)定期メンテナンス前まで